ベルリンフィル12人のチェリストたちDie 12 Cellisten der Berliner Philharmoniker |
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‘12人’は音楽外交使節としても大きく貢献してきました。ワイツゼッカー西ドイツ大統領(当時)の公式訪問に幾度か同行したほか、当時の東ドイツに招待された最初の西ベルリンの楽団でもあり、ドイツ統一や世界平和のために果たしてきた役割も計りしれません。ベルリンの壁崩壊直後の90年、三枝成彰はこれにちなんで《自由への頌歌》を作曲し、ワイツゼッカー大統領より天皇陛下への皇位継承のお祝いとして遣わされた‘12人’は、御前演奏においてこの曲を初演しました。96年には神戸において阪神淡路大震災チャリティコンサートを行なうなど、日本とドイツとの親善大使として大きな役割を果たしています。
2000年より新たなCDシリーズの録音がEMIによってスタートし、第1弾〈South American Getaway(邦題:ブラジル風バッハ)〉は、権威あるドイツの“エコー・クラシック”受賞作品となり、02年第2弾〈'Round Midnight(邦題:ムーンライト・セレナーデ)〉が続けて大ヒットとなっています。 04年には映画音楽を集めた第3弾〈As Time Goes By...(邦題:時の過ぎるまま)〉がリリースされ、このアルバムはふたたび“エコー・クラシック”受賞の栄誉に輝きました。 06年の第4弾〈Angel Dances(邦題:天使のミロンガ)〉は07年グラミー賞(最優秀室内楽演奏部門)ノミネート5作品のうちのひとつとなる名誉を得ています。
ベルリンフィルの故カラヤンからアバド、そしてラトルへという時代の移り変りの中にあって、世代交代を経験しながらさらに磨きがかかり、光り輝き続ける‘ベルリンフィル12人のチェリストたち’。07年には結成35周年をベルリン・フィルハーモニーで祝いました。08年7月、単独では10回目となる記念すべき来日公演を大成功裡に終え、次回の日本公演は10年7月に予定されています。 |
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